警備室の受付は車で横付けできます。しかし車から降りないと受付は出来ませんし、会話も遠すぎて難しいです。先日、車で入館しようと横付けした方がドライブスルーかの様に車から降りずに入館しようとしていました。
受付は記入が必要なものです
警備員が出入管理で立哨か座哨をしている時に、車で来たお客様が車内から声を掛けて来た時、どうしますか。
例えば立哨しているなら車にすぐに近寄ることが出来るでしょうが、座哨の場合は違います。
まず座礁している場合は警備員は警備室内におり部屋からすぐには出られません。
窓越しから話を聞こうとすることは出来ますが、近寄ろうとすると部屋から出なければなりません。
座哨しているという事は、室内にある電話や監視盤などの管理も任されているのです。
そんな設備の管理もしているのにそこから離れる事は簡単には出来ません。
すぐ手の届く、もしくはすぐ対応できるから室内に居るのに、わざわざ外へ出るのはマズいですね。
座哨なのか外で立哨なのか・・
ただ立っているか座っているかだけの違いではないという事です。
車内からでは会話も聞こえない
この現場は座哨での出入管理をしています。
警備室の中で受付の業務をしているのです。
要するに、電話番や監視盤の対応も含まれた出入管理です。
簡単に外へ出る事は出来ません。
にもかかわらず、先日車で来たお客様が車の中から呼びかけて来たそうです。
ちょうど相勤者の方が座哨中で、その状況を私が休憩室から出てきた時に見かけました。
声を掛けてきた方は警備員のそんな理由は知らないので、降りてくる様子もなくしかたなく私が、座哨に入ってその隊員さんが車まで用件を聞きに行きました。
車内から声を掛けて来ていましたが、警備室の窓からでは多少の距離もあり、プラスエンジン音で良く聞こえません。
「降りてくればいいのにね・・」と私が相勤者の隊員さんにコッソリ話しながら、送り出しました。
結局警備員が車まで聞き取りに行く
どうやらこの現場に来るのは初めてらしく、またこういった出入管理の仕組みを良く知らない方であった様で降りてこなかったようです。
「ドライブスルーじゃないんだから」
と後で二人で話しましたが、よく考えたらドライブスルーでもお店の従業員は店内から出てきませんね。
あの状況で警備員が手招きして「おいでおいで」とするのは後で問題になりそうなので出来ません。
本当はそうしたい気持ちはありますが、とても怖くてできませんね。
今回は警備員が二人いたから良かったですが、一人しかいなかったら短い時間ですが警備室を離れるしかなかったでしょう。