私は通勤に車を使用しています。1時間近く運転して職場と自宅を行き来しているのですが、電車通勤の人をうらやましく思っています。それはただ座っているだけで自宅近くまで行けるのと、もう一つは食事をしたりその気になれば仕事帰りに電車内でビールが飲めるからです。
警備員の当直勤務明けの帰宅
警備員の通勤は車であったり電車であったり、中には歩いて行けるほど近い人もいる事でしょう。
特に都心部では、公共交通機関が発達していて、自宅から電車で通勤している方もたくさん見えると思います。
施設警備員の多くは、自宅から現場へ直接出勤するスタイルの警備員さんも多いことでしょう。
これは警備会社によって違いがあり、営業所へ上番してから勤務先の現場へ行く人もいる事でしょう。
私は営業所へ行く、というそういった経験が無いので分かりませんが、営業所へ出向いている時点で給料は発生しているのでしょうか。
現場が9時からでも、営業所へ8時に上番したら、8時からの給料が発生していないとおかしいですよね。
なので、私が経験して生きた警備会社は、わざわざ営業所へ来る時間分の給料を払うよりは、直接現場へ上番させた方が安くつくので、直接勤務先へ行かせているのだとずっと思っていました。
そして、直接現場へ出勤するという事は、仕事が終わって下番する時も、時間が来たら直帰する事が出来るのです。
警備員は当直勤務を終えるとだいたい8時や9時になるので、多くのサラリーマンが電車に乗って出勤している時に、悠々と電車に乗って帰るのです。
電車に乗って朝食を食べながら帰る
以前の現場で、電車通勤の隊員さんがいました。
電車に乗って3~40分くらいの通勤なのですが、一緒に下番報告を終えると毎回彼はウキウキしていました。
「さて、今日はコンビニで何を買おうかな」
そう、彼は毎回下番時に電車に乗り込む前に、コンビニで朝食を購入して電車に乗り込み、食事をしながら帰っていたのです。
どんなモノを買って食べていたかまでは聞いた事はありませんでしたが、食事をしながらのんびり帰るのが羨ましかったです。
私はずっと車で通勤していましたが、1時間近くもハンドルを握っているのは大変です。
しかも、24時間勤務を終えてからの運転は睡魔も襲ってくるので、ボーっとしながら運転していたら居眠り運転になり事故を起こす可能性もあるのです。
過去何度か、居眠り運転しそうになった事もあり
「電車なら目的地まで寝る事も出来るんだろうな」
と、食事が出来るだけでなく寝る事も出来るという点において、車よりも良い事ばかりだと思いました。
車でも一応食事は可能ですが、片手運転になったり、よそ見運転になり事故るかもしれませんからね。
朝からビールを飲んで帰る
そんな電車で食事をしながら帰る隊員さんは、実は食事だけではなかったのです。
朝サラリーマンが出勤する電車内で食事だけでなく
「ビールも購入して飲みながら帰っていたのです」
傍から見ると、不審者が車内でアルコールを飲んでいる様にも見えたかもしれません。
常識的に考えて、朝からお酒を飲むという行為は、余り良い様には見えません。
しかも、通勤電車で朝から缶ビールを飲んでいるさまは、周りから白い目で見られる事でしょう。
もしこれが、いかにも旅行へ行く様な格好で、さらに観光地へ行く様な車両であれば車内でお酒を飲んでいても違和感は無いかもしれませんが、通勤車両では顰蹙を買うだけでしょうね。
まあ、その警備員さんはそういった周りの目を気にしない様な心の持ち主だったので、朝から通勤電車内でビールを飲むのは平気なのだと思います。
私も羨ましいとは思いますが、流石に朝の時間帯に通勤電車内でビールは飲めないかもしれません。
施設警備員の中で、電車通勤で当直勤務をしている人がいると思いますが、帰りの電車内で食事は出来てもビール片手に乗るのは出来ればやめた方が良いと個人的には思います。
自分自身は心地よいかもしれませんが、周りはきっと冷ややかな目で見てる事と思います。