仮眠時に眠れないからとお酒を飲んで無理やり寝ようとするのは実は全く逆効果な行為である

今では知識として分かっている事なのでやろうとは思わない行為ですが、以前の現場で仮眠する時に眠れないからと、お酒を飲んで無理やり寝ようとした事が1度だけありました。結果は当然眠れるわけも無く、改めてアルコールを摂取して眠れない事が分かりました。そもそも元は相勤者が仮眠時に眠れないからとお酒を持っていたのが始まりでした。

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眠れない時にお酒を飲む行為

警備員になってまだ間もない頃、仮眠時間というものに慣れていない時期がありました。

配属先の現場にも慣れていない事もあり、困っていた時に相勤者の先輩警備員が

所持していたお酒を勧めてくれたのです。

 

彼はいわゆるポンコツ警備員でした。

警備員歴は長いのですが、勤務態度はとても褒められたものでは無くだらしの無い周りにも迷惑を掛けている典型的なダメな警備員さんです。

 

そんな彼から「仮眠時に眠れないのなら飲んでみたら」と勧められたのがウイスキーの小瓶です。

元々、お酒を飲むと余計に眠れなくなるという話は何となく知ってはいましたが、本当にそうなのか試した事はありません。

 

それでも仮眠時に眠れない事の方が苦痛だったので、つい手を出してしまったのです。

結果は思った通り、眠る事は出来ませんでした。

 

勤務中の飲酒行為に当たる

あれ以降、仮眠時に寝付けなくてもお酒を飲む事はしませんでした。

分かり切っていた事ですが、気分が悪くなっただけでした。

 

お酒を勧めてくれたポンコツ警備員さんは、その後も飲酒しながら仮眠していたかは分かりません。

彼は暫く経って現場を異動してしまったので、もしかしたら異動したその先でも仮眠時に飲酒を続けていたかもしれませんね。

 

しかし、そもそも仮眠前に眠れないからとお酒を飲む行為はいけません。

夜中で仮眠前ですが思いっきり「仕事中」ですからね。

 

夜中の時間帯で、周りに誰も居ない雰囲気が「ちょっとくらい・・」という気分になるのかもしれませんが、勤務中にお酒を飲んでいる、という大変な事をしているという自覚を持たなければいけませんね。

 

あれ以来、いくら仮眠時に寝付く事が出来なくてもお酒を飲もうという気は起きません。仕事中という認識と、お酒を飲んでも眠くなる事は無いという事が分かっているからです。

仮眠時間では短すぎる

仮眠時間は数時間しかありません。

現場にもよりますが、3時間くらいしか横に慣れなかったりします。

 

少し寝たかと思ったらもう目覚ましが鳴る、という状態です。

それほど短い時間にも拘らず、お酒を飲んで寝ようというのが無理な話です。

 

個人差はあるでしょうが、お酒を飲んで1~2時間寝た後にしっかり目が覚めるなんて事は無理なのではないでしょうか。

仮りに目が覚めても「ボーッ」としている状態で、とてもその後仕事が出来るとは思えませんよね。

 

仕事中にお酒を飲むという大胆な行為、そして目が覚めても直ぐに仕事に取り掛かれなさそうな状態、これらを踏まえると仮眠前にお酒を飲む事はしていけませんね

 

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