当直勤務での車通勤は帰りが危険

警備員になって10年以上、車で通勤しています。自分でも鳴れているつもりでもむしろ年を取るにつれて、当直勤務明けがツラくなってきているようです。先日も下番途中ハンドルを握っている時に、意識が遠のきとても危険な目にあいました。

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当直明けは妙にハイテンションになっている

今まで一貫して同じ状態ですが、当直勤務明けは大抵ハイテンションになっている事が多いです。

しかしこれはそのテンションが高い時に気づくのではなく、自宅に帰ってひと息ついてからや、お昼寝をした後に

 

「そういえば下番仲間と大した事でもないのに妙にテンションだけは高かった気が」

 

と、どうでも良い様な事に騒いでいた自分に後悔します。

そう、当直勤務明けは徹夜をした時と同じようなハイテンションな状態になりやすいです。

それもそのはず、勤務中にある仮眠時間は3時間程度しかなく、疲れも取れなければ眠気も取れていません。

 

商業施設で当直勤務をしていた頃は、若い警備員も多く仮眠時間を削ってモンハンをしていました。

そしてその明けはと云うとテンションの高いまま車で帰ったものです。

しかしあれから10年、さすがに年には勝てず。

夜通しモンハンなんてできるはずもなく、変わらない短い仮眠時間でテンションだけは高いまま帰宅する事になるのです。

 

しかし、いくらテンションは高いと言っても睡眠不足なのには変わりが無いので、足元はフラフラになっている時もあったりするのです。

仮眠が少ないのでフラフラになっている

人間寝ないと死んでしまうというのは間違いありません。

たった1日寝ないだけでも、体に影響が出ます。

 

警備員の仕事で24時間勤務を終えて、ロクな仮眠時間も取れずに仕事を終えると足元がフラフラになっている時があります。

1日中、館内を歩き回って、長時間立ちっぱなしの状態の仕事をすれば3時間の仮眠時間もあっという間に終わるほどぐっすり寝ますが、実際3時間では足りません。

 

そのツケが下番時にやってきます。

感覚的には軽い酩酊状態な感じでしょうか。

もちろんお酒は一滴も飲んでいません。

アルコールを摂取せずに酔った様な感覚になるのは、特をしているのか危険なのかどうなのでしょう。

 

あの当時は日によっては、帰る事が出来ずにそのまま日勤に突入していた時もあったので良くやっていたと感心します。

今ではきっと偉そうな事を言って日勤を拒否するでしょうね。

 

そして、そんな状態でハンドルを握って帰宅するのです。

お酒は飲んでいないにしろ、酔っているような状態でハンドルの握るのですから特に慎重に運転しないと危ないですよね。

車通勤に30分以上かかる人は注意

当時から今現在まで車通勤で、30分から1時間かけて自宅に帰っています。

行きは自宅でそれなりに睡眠はとっているので、現場へ向かう道中は強い眠気に襲われるような事はありません。

しかし、仕事を終えて自宅へ向かっている最中は今まで何度も眠気に襲われる事がありました。

 

最近は通勤に1時間はかかるので、睡眠不足で1時間の運転は結構キツイものがあります。

先日も、その日は3時間も仮眠が取れなかったので帰りの運転で、ハンドルを握っている最中に意識を失いそうになりました。

 

普通は赤信号で止まっている時に、待ちくたびれて眠ってしまう話は聞きますが、ハンドルを握っている最中は危険です。

センターラインを越えたら対向車に衝突してしまいますからね。

 

通勤している道路はそこまで酷い交通渋滞が無いので、スムーズに走り続ける事が出来るのですが、そんなスピードが出ている状態で居眠りなんてしてしまったら間違いなく次の日の新聞に

 

「居眠り警備員、帰宅中に対向車線にはみ出し正面衝突」

 

なんていう記事にされてしまいます。

対向車線もそれなりに車が走っているので、これからの時期は特に眠気には注意しないといけませんね。

これならまだ電車でうたた寝をして、駅を乗り過ごした方がマシです。

まあ、聞くところによると電車で通勤しているウチの警備員さんの中に、同じように強い眠気に襲われて電車内でぐっすり寝てしまい、降りる駅をはるかに通り過ぎてしまった事があるそうです。

 

電車も乗り過ごすと大変ですが、それだけで大事故になるわけではないので羨ましいと思います。

車で通勤する時、眠気に襲われたら無理はせずに近くの駐車場に止めて、30分程度でも良いので体を休める様にしましょう。

 

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