昭和の昔は、会社によっては給料がその日に現金で支払われていたそうです。令和の今でこそそんな日雇い労働のような仕組みは無いと思いますが、もしかしたら今でも警備会社によっては、1日の給料をその日に現金で支払っている所もあるのでしょうか。もし今現在、給料を毎回現金で貰うのと毎月振り込むのとではどちらがいい?と言われたらどちらを選びますか。
給料が日払いと振込どちらを選ぶ
今でこそ給料は振り込みで、決められた日に指定の口座へ支払われる様になっています。
少なくとも今までの警備会社はそのごく普通の仕組みでした。
しかし昭和の時代の頃は、毎日現金で支払われていた所もあったようです。
日雇い労働の様に、その日に働いた分だけもらって帰る、今では考えられない仕組みだと感じてしまいますね。
しかし、もし今給料が月給ではなく、日給と月給好きな方で良い、と言われたら悩みますか。
毎回24時間の勤務を終えた時に、その分の給料を現金の手渡しで貰える。
中にはこれを魅力と感じる人も居たりするのかもしれません。
貰ったお金を手に帰宅しつつ使う・・。
そんな生活を望んでいる人も居たりするかもしれません。
しかし、貰ったお金を計画的に使用できるのであれば問題無いですが、手元にある分のお金を好きなものに浸かってしまう様な自己管理の甘い人は危険かもしれません。
自己管理が甘い人は日払いは危険
色々な警備員を見てきて、中にはお金の使い方にルーズな人も居ました。
どれだけ働いて稼いでも、毎月キレイに無くなってしまう。
お金が無ければ買う事も無いのに、給料が入ったかと思ったらそれほど必要でも無かろうに勝ってしまう人。
そんな人を見ていると、毎日現金で給料を貰っていたら、貯金なんて絶対にできないだろうなと思いました。
給料を貰ったその日の帰りに半分以上は使っていそうです。
そんな生活をしていたら、家賃もまともに払えそうにない気がします。
個人的には、毎日現金で貰っていたら、月に振り込まれる総額は同じでも、その日ごとに貰った金額を見て「少ない」と思うかもしれません。
それならば毎月分まとめて振り込まれた方が、たくさんもらっている錯覚を感じて得した気分になる方が良い気がします。
毎日貰っては管理が大変そう
更に、毎日現金で貰っていてはそのお金を口座に振り込むための手間が大変でしょう。
毎月、会社から振り込んでもらえれば、後は自分の必要な時に必要な金額だけ降ろせばよいのです。
それを自分で毎日やらなければならないとなると、その手間を考えただけで毎月振り込みの方が良いと思います。
生活の違いもあるでしょうが、毎日何かにお金を支払うような生活をしていないので現金を毎日手にする必要はありません。
警備員として24時間働いて給料を貰う、毎回現金で欲しい人も居ると思います。
しかし、今のご時世毎日現金が必要である、という状況でもなく現金でなくてもネット決済もあります。
例えば毎日の食事も、毎回買い物をしない生活の選択もあるので、必ず現金である必要も無いでしょう。
不用意に現金を持ち歩く事で、犯罪に巻き込まれる可能性も無い訳ではありません。
犯罪を未然に防ぐ為にも、毎日現金で給料貰いたい、という選択肢が危険であるという事を認識しましょう。