施設警備の仕事をやって良かったと思っている人は多いのか現場の同僚の警備員さんに直接聞いてみた

警備員という仕事に就いて本人たちはどう思っているのでしょうか。警備の仕事しか雇ってくれる所が無いので仕方なく働いている。もしくは自分の時間を確保しつつ働けるので警備の仕事を選んだ。理由は人それぞれだと思います。実際に現場で働いている警備員さんと話をして、どんな理由で働いているのか調べてみました。

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他所では雇ってくれないから選んだ

警備員という仕事をする時に、警備以外の選択肢もあったであろうに、それでも警備員の仕事を選んだ人もいる事でしょう。

今の現場で働いている隊員さんの中でも比較的話しやすい人に、なぜ警備員の仕事を選んだのか、という話を振った事があります。

 

そして警備員の仕事を始めて良かったと思っているのか、これはなかなか嫌な質問でもあるので、実際に働いている警備員さんというのは、どう思っているのか気になるのではないでしょうか。

警備員以外の仕事では、雇ってくれないから、という意見が何人かいました。

 

雇ってくれない、というよりも退職して次の仕事を始めるのに面接して仕事を始めるのに、比較的直ぐに始められる、という点が他の企業よりも早いとの事でした。

警備員の仕事は、研修や覚える事はあるものの、他の職業と比較すると簡単だという事です。

 

誰でも簡単に始められる、といううたい文句は間違っていないという事ですね。

また、高齢の警備員さんは「この歳になると他では雇ってくれいないからね」

という意見もありました。

 

警備員という仕事は、定年の建前はあるものの、70歳や80歳でもやる気があって体が動くのであれば働く事が出来ます。

その為、高齢の人にとってどこも雇ってくれないので警備員の仕事を選んだ、という人は少なくないのかもしれませんね。

今までの会社の付き合いが嫌になった

また、特殊な回答の中に「普通の会社での人付き合いが嫌だから」という人もいました。

「普通の会社」という基準がどんなものか曖昧ですが、どこの企業でも最低限人付き合いというものは存在します。

 

しかし、警備業は一般的な企業と比べると、そこまで濃い人付き合いは無い様に感じます。

同僚の警備員との付き合いはありますが、付き合いといってもその仕事のみで、プライベートの付き合いや、ましてや職場周りの他業種の人などの付き合いというのもあまりない様に感じます。

 

まあ、配属先の現場やその人の性格によっては、警備員でも様々な人の付き合いがあるかもしれませんが、私が経験してきた現場では、警備員同士での付き合いでさえ少ないように思えます。

そう、警備員の仕事をするのに、人付き合いが苦手な人にとっては良い職業なのかもしれませんね。

 

しかし、ここで気をつけたいのは「個人的な人付き合いが少ない」というだけでお客様や同僚の警備員と会話をしなくても良い、という訳ではありません。

仕事としての会話や、業務中の人との関わりはどんな現場でも発生するので、そういう意味では人と接する仕事だという事を理解しておく必要はあります。

 

とりあえず次の仕事が見つかるまで

これは私と同じ理由ですが、仕事を探しているのでとりあえず警備員の仕事をしている、という人です。

今まで一緒に仕事をしてきた人の中で、取りあえず警備の仕事をしている、という人で「仕事が見つかったから辞めます」という人は少数ですがいました。

 

警備員の仕事が嫌になったので別の仕事へ行く、という人と元々警備員の仕事は次の仕事が見つかるまで、という人は似ている様で異なります。

前者は警備員の仕事が嫌にならなければ、次の仕事を探そうとは思いません

 

しかし、後者は警備員の仕事をしつつ常に警備員以外の仕事を探している状態です。

最初に警備員の仕事を始める時の動機が違うので、もしかしたら仕事に対するやる気に差が出る人もいるかもしれません。

 

しかし、過去に出会ってきた警備業を次のステップの為に取りあえず入社してきたという人は、警備員の仕事に手を抜く事なく真面目にやり遂げました

むしろ、何となく警備員になった、という人の方が仕事に対して熱心でなく惰性で働いているようにも感じます。

 

この様に警備員の仕事をしている人の多くは、その人によって色々な理由があって働いています。

そして警備員さんの多くは、警備員になって良かったと思っている印象を受けました。

 

今現在、配属している現場がラクな所でもあるので、多くの隊員さんが「良かった」と思っているのかもしれません。

配属先の現場や個人的な理由で、警備員の仕事しか行く先が無い、という人にとっては警備の仕事は良いも悪いも無い、という方も居るのかもしれませんね。

 

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