左手で敬礼をしてはいけないという事を知っている警備員さんはどのくらいいて実際にしている者はいるのか

今警備員の仕事をしている人の中で「左手で敬礼をしてはいけない」という事を知っている警備員さんはどのくらいいるのでしょうか。そして現場で実際に左手で敬礼をしている警備員さんを見た事のある人は居るのでしょうか。私は過去に左手で敬礼をしている警備員を実は見た事があるのです。

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左手で敬礼をする警備員

今の現場では見かける事がありませんが、過去の現場でとある警備員が「左手で敬礼」をしている所を見た事があります。

もちろん、その時に彼には指導はした事がありますが、その後もふと気が抜けた瞬間に左手で敬礼をしている所を見かけた事があります。

 

警備員さんの中には、彼のように何度指導しても、言われた事が習慣として身に付かない人もおり、その様な人がいると指導する回数も増え、言われる方も言う方も「面倒くさい」とお互いが思う様になります。

 

そんな左手で敬礼ですが、警備員の多くの方はご存じだと思いますが、基本は右手で敬礼するのが正しい敬礼です。

左利きの人であっても右手で敬礼です。

 

これは軍隊で昔から言われている事で、警備業は軍隊の流れから来ているものなので、同じ様に左手での敬礼はご法度とされているのです。

敬礼に関した指導をしているか

どこの警備会社でもちゃんと指導していると思うのですが、新任教育の時に敬礼の指導をしていると思います。

しかし、この時に全ての警備会社が「敬礼は右手でするもので、左手ではしてはいけない」とちゃんと言葉で指導しているのでしょうか。

この「左手ではしてはいけない」という言葉を、もしかしたら言っていないのかなとも思うのです。

 

敬礼は右手で、とは言うものの「左手は〇〇の理由でダメ」とまでは指導していない様な。

敬礼の歴史まで丁寧に話せば、左手で敬礼するのはいけないんだな、と理解できるであろう所を、面倒なのか省いている指導になっていませんかね。

 

少なくとも、私はなぜ左手で敬礼をしてはいけないのか、という事は渡り歩いてきた警備会社の新任教育の時には指導を受けていません。

他の警備員さんも、左手での敬礼の歴史を聞いていれば、気を抜いていた瞬間に遭遇しても、左手で敬礼しなかったのかもと思うのです。

 

あの当時、いくら指導しても直らなかった警備員さんも恐らく、左手の敬礼のいきさつは知らないと思います。

そんな敬礼ですが、現場によっては勤務中一度も敬礼をしない様な所もあるのです。

敬礼をする機会の少ない現場

現場によっては敬礼をしない所もある。

施設警備の現場では、敬礼をしない職場もあるのです。

 

業務中にお客様や従業員に対して敬礼をする所もあるので、全く敬礼をしないとは言っても、個人的に意識してお客様に敬礼をしようと思えば敬礼は可能です。

しかし、特に決まりも無い現場では、敬礼をする人としない人に分かれており、敬礼をしなく人は勤務中、一切敬礼をせずに警備業務が進みます。

 

警備員なのに敬礼をしない、と聞いて驚く人もいるかもしれませんが、これは施設警備の現場によっては珍しくはありません。

「警備員」と名の付くような仕事でも警備員らしくない仕事をしている現場もあり、業務中に一切敬礼をしなくても違和感はないのです。

 

それでも施設警備員として敬礼をしない現場で長く働いている、もしくはそこしか経験のない警備員さんは、いつかよその配属した時に、警備員らしい仕事をしている現場についていけなくなるかもしれませんね。

 

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