警備員は胸骨圧迫法を実践できるか

警備員として日々業務を行っていると、体調不良なお客様に遭遇する事があると思います。そんな時、意識も無く呼吸もしていなかった人がいた時「胸骨圧迫法」という心肺蘇生をしなければいけない時もあるでしょう。その時、警備員として胸骨圧迫法をしっかりと出来る自信はありますか。

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現任教育で指導してくれる会社もある

私は警備員になるまで、胸骨圧迫法なんて習った事はありませんでした。

話には聞いた事がありますが、詳しいやり方までは知らず、警備員になって初めて一通り学ぶ事が出来ました。

 

警備会社によっては現任教育の時を利用して、救命講習の時間を用意してくれるところもあります。

私はその時の警備会社で救命講習を受けました。

次の警備会社でも似たような講習はあったので、会社として警備員に一通りの手順だけでも指導したい、という狙いはあるようですね。

 

警備員が現場で勤務している時に、傷病者に対する対応を迫られる事は無いとは限らないので、一人の警備員として胸骨圧迫方は身に着けておく必要はあると思います。

救命講習の資格の一つでもある

胸骨圧迫法の他にAEDの使用も警備員にとって必要なものです。

人命を救助する、という警備員の原則がある以上

 

「私は習ってないので出来ません」

 

なんて格好の悪い事は言えませんね。

この胸骨圧迫法とAEDの使用に関して、救命救急講習の認定証があります。

警備会社によっては、この認定証が必要な現場もあり、その認定証があれば給料に影響があるかもしれませんね。

 

お金の為ではありませんが、人命救助の為にもぜひ欲しい認定証ではあります。

これは会社単位や、地域によっては個人でも受講する事が出来るので、警備員でない人でも受講しています。

 

AEDの使用は音声に従っていれば誰でも出来ますが、胸骨圧迫法は指導を受けていないと何をどうすればよいか分からないものなので、講習時にしっかり話を聞いておきたいですね。

警備員なら誰でも出来るのが望ましい

今の現場で、救命救急講習の認定証を持っている人は恥ずかしい事に全員ではありません。

中には1年以上も警備員として勤務しているのに、未取得な人も居ます。

 

これは会社にも問題がありますが、個人として受講しておかないといざという時、自分が困る事になります。

先ほども話したように「出来ません」なんて恥ずかしい状況にもなるので、そうなりたくない人は自分から行動した方が良いでしょう。

 

会社をあてにして、いつまでも待っていてもその時は突然やってきます。

今の現場が暇な現場であるので、それに救われている感じはしますが、ここでも人がいる以上、可能性はゼロではありません。

 

講習はとても簡単で、一般の人も居るので和やかな雰囲気で受講できると思います。

人の命を救うための事なので、警備員さんはぜひ受講しましょう。

 

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