休憩時間に自宅へ帰る警備員

先日勤務に入った隊員さんは、この現場から自宅まで比較的近いんです。その為、待機時間が長いポストの日は休憩時間に自宅へ帰る時があります。丁度その日も待機時間に自宅へ帰りました。あ、この行為はこの現場では別に勤務違反ではないので問題ありません。

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待機時間と休憩時間の使い分け

まずは警備員の休憩時間と待機時間という物を理解しておかなければなりません。

ウチの警備会社では待機時間と呼ばれるものは殆ど無く、休憩時間として扱われています。

数年前に社会的に話題にもなったのでよくご存じかと思いますが、待機時間中にも給料が発生しているという事で、裁判所から警備会社側に支払い命令が出ました。

こういった問題が無いようにウチの警備会社では以前から、勤務時間外は待機時間ではなく休憩時間・・要するに給料は出ないが仕事もさせない。となっています。

この現場は24時間勤務です。

しかし24時間ずっと働いているわけではなく、16時間程度の勤務になっておりそれ以外は休憩時間になっているのです。

決められたシフトで勤務に入り、その合間に休憩時間が入っています。

24時間も時間があると、休憩時間という時間も数時間単位で貰えるので、外出も出来てしまいます。

自宅が近い隊員さんは、休憩時間にお家に帰るなんて事も・・

自宅が近ければ寝に帰る事も可能だが

先日一緒に入った隊員さんは自宅が近く、車で数十分で行き来き出来ます。

その為に「今日は一旦うちに帰ります」と告げて、休憩時間に自宅へ帰りました。

会社からも許可されている事なので、自宅へ帰る事は別に構いません。

時間になったらちゃんと戻って来るので、今まで何も問題も発生した事がありません。

3~4時間休憩時間がある時だと、自宅で仮眠をとる事も可能ですね。

しかし個人的にはちょっと心配な面も・・

事故に遭ったり寝坊した時に、会社や相勤者に迷惑がかかる・・

車で帰宅するので、事故に巻き込まれてしまうなんて事も有るかもしれません。

仮眠を取りに帰ったら、寝坊して次の業務に支障が出るかもしれません。

警備室や現場から遠く離れてしまうので、何かあった時に迅速な対応が取れないのです。

まあ、会社が許可している事なので何かあったら会社に責任はとってもらおうかと思いますが・・

その万が一の事が発生した時に一緒に勤務していた隊員さんが可哀そうですよね。

往復するのは意外と面倒

休憩時間を好きに使うのは個人の勝手です。

自宅に帰っても買い物に出かけても良いのです。

しかし、ほとんどの人は自宅へ帰ったり買い物に出かけたりする事は余りありません。

なぜかというと

ゆっくり休めるのにわざわざ外へ出るのが面倒だからです。

私もそうですが、他の隊員さんも休憩時間だからといって車に乗って外へ出ようとするのは結構面倒です。

仮眠室があるので休憩時間に寝ようと思えば寝られますし、買い物も施設内に売店があるのでそこで済ませられます。

余程の事が無い限り施設の外へ出る必要が無いのです。

今回自宅へ帰った隊員さんが、なぜ帰ったかまでは聞いていません。

ですが、車を運転してまで自宅へ帰る必要があるようなので本人にとっては重要な事だったのでしょう・・。

 

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