休憩時間中は急な事案で呼び戻される事も多くてのんびり休むことも出来ない現場もあった

これは現場や警備会社の方針にもよりますが、休憩時間中に事案が発生した時に休憩を中断して仕事に戻るよう言われる事もありました。一応、給料が発生するのでただ働きではありませんが、休憩時間中くらいは出来ればゆっくり休ませて欲しいというのが正直な所です

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休憩時間は自分の時間

警備員の休憩時間というと、主に食事を取る為の休憩が当てはまると思います。

9時間勤務でそのうち1時間は休憩時間という形ですね。

 

その1時間で、食事を買いに出かけたり食事をとる事になります。

ある意味貴重な時間でもあるのです。

勤務中は立ちっぱなし歩きっぱなしで、一見大した運動もしていない様に見えますが、意外と体力は消耗しているものです。

 

そんな体が疲れているような状態を休憩時間でリフレッシュさせようとしているのに、緊急事案が発生したからと言って休憩中の警備員を現場へ呼び戻すのは、事案に巻き込まれたお客様には申し訳ないと思いますが「勘弁して~」という思いです。

事案が発生して、休憩中の警備員が呼び戻されるという状態は、全ての施設とは限りません。

私が経験した休憩中に呼び戻されていた現場は、商業施設でした。

仕事に呼び戻される現場は普通にある

施設によっては、休憩時間は待機時間とは違い、完全に休みの時間であり、緊急対応でも呼ばれる様な事は無く、場合によっては自宅へ帰っても良いとも言われるような所もありました。

 

警備員が休憩時間中に自宅へ帰ってしまうと、どうしても休憩中の隊員さんの手を借りたい様な時でも、手伝ってもらえる事が出来ません。

なので、個人的にはこの制度はあまり賛成できませんでした。

また、自宅に帰ってしまう様な警備員も実際いましたが、彼らが勤務中になった時は休憩中の人の手は借りるのに、いざ自分が休憩時間の時は逃げる様に自宅へ帰ってしまう不公平感が度々見られたからです。

 

そんな、緊急時には休憩時間を中断して現場へ入るというのは、どこの現場でも普通にある様な事なのです。

最低限、休憩時間を削られた様な時は、その削られた分だけ「勤務時間」として申請して、給料が貰える様になっていなければいけません。

 

警備会社の中には、申請しなければ届けを出さなかった自分が悪い、などと会社から率先して休憩時間中に勤務をするという事に対して給料を出そうとしない所もあるので注意が必要です。

休憩者を呼び戻すほどいざという時は人が足りない

また、休憩時間中の警備員を呼び戻さなければ回らない、という人の少なさも現場の人手不足を表しています。

本当なら、今稼働中の警備員で現場を回さなければならないのに、休憩中の警備員に戻ってもらわないと回らない、というのが間違いなのです。

 

本来ならば、休憩中の警備員を除いたメンバーで、対応に当たらなければならないのですが、その人数で対応しきれないのがおかしいですよね。

元々契約金が少ないので、人を多く配属させる事が出来ないのです。

 

出入管理、店内巡回、防災センター要員

 

これらを一人一人が担当してそれで終了。これでは何か事案が発生したらパンクしてしまいます。

誰もその持ち場から離れられないのですから、休憩中の警備員に入ってもらうしかないという訳です。

 

本当なら各ポストに人を入れるのと同時に、もう一人フリーになれる様なポストの人を置いておくべきだと思うのですがね。

まあ、これが初めから出来るのであれば警備業界はそこまで人手不足には陥っていないと思いますよね。

 

ギリギリの人員しか配置できない、なので、ひとたび事案が発生すると休憩中の警備員さんを呼び戻さないといけなくなってしまうのです。

他の現場では、休憩者を呼び戻すような、そこまで人手が足りなくなるような事案が発生しないので、休憩中は完全に休憩できる、という同じ施設警備員とは思えない様な違いがみられるのです。

 

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