そろそろ梅雨も明けて暑い日がやって来そうです。この暑い中、マスクを着けて巡回へ行くのがものすごく大変です。この現場ではフェイスガードを着用して外周巡回をしたらどうか、という案が出ました。マスクでは熱もこもるし、息もし辛い・・これに代わるアイテムがあれば、と出た案です。
マスクは夏向きではないのが良く分かった
マスクは通常冬の時期に風邪を引いた時や、他人から風邪をうつされない様にする為に着用するのが主流でした。
まあ、中には真夏でもマスクをする、という方もいますが極まれです。
その冬場に着用するものを、夏の暑い時期に着用する機会が全国の大勢の人に知れ渡りました。
とにかく暑くて息苦しい・・
これが夏場にマスクを付けた時の感想だと思います。
冬に着用する分には、顔周りも暖かくなり便利だなという思いでしたが、冬場以外の着用があれほどキツイものだとは・・。
世の中でもこんな状況になるとは思いもしなかったでしょうから、夏場のマスクに辛い思いをされている所も多いのではないでしょうか。
この現場でも外周巡回時にマスクを着用するのがクライアントから指示されており、警備員全員「ヒィヒィ」言いながら巡回しています。
何が辛いって暑苦しいのはモチロンの事、息をするのが大変なのが共通の問題です。
フェイスガードも完ぺきではない
そんな中、隊員の一人が
「フェイスガードにすればマスクの苦しさから解放されるのでは?」
とフェイスガードを用意しました。
試しに外周巡回時に着用してみたのですが、これが中々良さそうですね。
呼吸もスームズに出来て口周りにも熱がこもらない。
口の周りが開放的になるので、マスクより断然良い感じです。
試しに着用して巡回した隊員さんも高評価です。
しかしこれにも問題点が・・
顔全体に覆いが被さった状態になるのです。
要するに
ビニルハウスの中にいるような感覚になるのでそれなりに暑い・・
という事です。
顔を覆ったシートは透明なので、天気の良い日は日差しがもろに当たります。
そして半分密閉された状態になるので、日差しのせいで顔が熱くなるのです。
曇りの日なら暑くはならないでしょうが、それならマスクをしていても同じですよね。
まあ、マスクに比べて息がし易い点だけでもフェイスガードを選ぶ意味はあると思います。
あとは、クライアント側がフェイスガードを着用するのを許可してくれるかだけですね。
ひと気の無い外はマスク無しでも良いのでは
そもそも外周巡回時は、あまり人とすれ違う機会はありません。
しかも外を歩くというので、密にもなっていないのです。
それならばマスクをつける意味はないのでないか、という疑問すら出てきます。
建物内の巡回は残留者も含め、人とすれ違う機会があるのでマスクは必要でしょう。
人とすれ違う事もほぼ無いのに、小1時間マスクを着けて外を歩くのはなんか理不尽さを感じます。
こういった融通が利かないのは本当に日本人らしいなとつくづく感じますね。
これを「おかしくないか?」と言い切れない自分も非常にもどかしいと思います。