施設警備員に限らず警備員として働いている人の中には、稼ぎたい人と休みが多く欲しいという人に分かれています。現場を管理している側からするとこれが良い結果になったりトラブルになったりもするのです。今回はやり方を間違えるとトラブルになった事について紹介します。
警備員は稼ぎたい人が多い
警備員の仕事に就いている人の多くは「稼ぎたい」と思っている人が多い様に感じます。
働かないと家賃も食費も無いから、その分を確保する為に働く。
また、警備以外の仕事は採用してもらえないので、生きていく為に少しでも多く稼がなければならない。
理由は様々だと思いますが、働かないと生活できないから1日でも多く仕事に入りたい、という人も多いのではないでしょうか。
警備員の仕事は仕事に入っただけ収入は上がるので、1日でも多く仕事をしたいという人は多いですね。
今までの現場でも、その様な意思を持った警備員さんが何人もおり、勤務表を作るにあたって非常に助かったりもしていました。
しかし全員が働きたい、という人ばかりでも困るもので、全員の希望通りの勤務日数を与えてあげられるわけでもありません。
そんな時、休みが多く欲しいという警備員さんがいる事でうまくバランスが取れるのです。
稼ぎよりも休みを希望する人もいる
警備員の仕事をしている中でも、稼ぐよりも休みが多く欲しい、という人もいます。
警備員の仕事をしている人全員が稼ぎたい人、という訳でもなく中には仕事もしたいけどそれよりも休みの日が多い方が良い、という人です。
警備の仕事をして稼ぐお金は、必要最低限の金額だけで良い、という人は1か月にフルタイムで働かなくてもい、という人もいます。
家賃も食費も十分足りている、警備の仕事はお小遣いの様なもの、という人にとっては休みが多い方が良いのです。
そうなると、少しでも多く仕事に入って稼ぎたいという人と、少しでも休みが多い方が良いという人の意見が合致して、勤務表はバランスの取れたものとなるのです。
今まで勤務表を作る時、この様な主張に分かれていたので誰もが納得できる勤務表を作成できていました。
しかし、今回ある隊員さんの爆弾発言でそのwin winの関係が崩れたのです。
バランスが取れないと問題になる
その隊員さんは今まで稼ぎたい人だと思っていました。
その為、出勤日数も稼ぎたい人と同じ位、多めに仕事を入れていたのですが、ある事を切っ掛けに実は真逆であったと知りました。
今までそんなこと一言も言った事なかったのに、多めに仕事を入れていたのに何もこちらに申し出をしなかったのに、ある出来事が切っ掛けで
「私はもっと休みが欲しかったんだ!」
という主張を受けたのです。
いや、そうならもっと前に言ってくれれば、別に無理に仕事入れなかったのに、という状態です。
人によっては稼ぎたいのか休みたいのか色々な言い分があります。
現場によってはそれが叶えられない事もあるかもしれませんが、希望は聞き入れてあげたいと思っています。
今の所、稼ぎたい人と休みが多く欲しいという人のバランスが取れているので、勤務表を作るのに支障は出ていません。
しかし、現場によっては稼ぎたい人と休みが多く欲しい、という人のバランスが崩れている所は、勤務表を作るにあたってどちらかが納得できない結果になるかもしれないのです。
勤務表を作るのは、全員の都合を踏まえたうえで作成しています。
一人一人の希望をすべて受け入れていたら作成できません。
現場の警備員さんの希望が上手く当てはまれば、誰もが希望する働き方が出来るのですが、実際はそう簡単にはいかないものです。