警備員は体臭がキツイと言われる事があります。これは汗を掻いた後に着替えたり汗を拭きとる事無くそのままでいる為に発する匂いです。しかし、中にはホームレスの様な匂いを発する人がいるのです。それも何人も同じ臭い匂いを発するというのはもしかししたら、何か共通した原因があるのかもしれません。
警備員が匂うのは仕方ない
警備員が匂うというのはよく聞く話です。
そして警備員が匂うというのは、間違いない事でもあるのです。
それはなぜかというと、仕事をしていて体を動かく事が多い警備員は、汗をよく掻きます。
そしてその汗は制服にしみこみ、また体についた状態でそのまま乾きます。
しかし、仕事の都合や着替えるヒマのない状態の為に、新しい制服に替える事が出来なければ、汗でべとべとの体をぬぐう事も出来ません。
まあ、これは現場によっては長い待機時間があって、日中でも着替えたりシャワーを浴びる事も出来たりするのですが、過去そこまでしていた警備員さんはごく少数でした。
その為、汗を吸った制服、汗まみれの体、そこから匂いを発するのは当然です。
仕事上、当直勤務や朝から晩まで働く日勤など、長時間拘束されているので、匂いを発している時間も長く、その警備員の近くを通った人は
「警備員が臭い」
という悪い印象を与えてしまうのです。
汗の匂いとはまた違ったニオイ
そんな警備員ですが、中には汗を掻いたために臭う、というのとはまた違った異臭を放つ人がいます。
それは、ホームレスの人と同じ匂いを発する警備員です。
ホームレスの匂いと聞いてあまりピンと来ない人もいるかもしれません。
施設警備員として商業施設などで勤務していると、たまに館内に入って来るホームレスの人がおり、その対応をした時に「ホームレスの匂い」というものの洗礼を受けました。
彼らの近くに寄ると強烈な臭いが鼻を突きます。
ホームレスの人は理由があってその生活をしていると思われます。
その生活環境の為に、あの匂いを発する様になってしまっていると思うのですが、その匂いを施設で働いている警備員から匂ったらどうでしょうか。
横を通り過ぎた従業員の人は、恐らく驚くと共にあの匂いを一度嗅いだら、次から警備員を避けて通るに違いありません。
そんな警備員が同じ職場にいるのです。
今の所、従業員の方がその警備員を避けて通っている様子はありませんが、少なくとも私と同じ様に、ホームレスの様な匂いが気になっていると思います。
一体なぜそんな匂いがするのか、本人にものすごく聞いてみたいのですが、どの様な聞き方をしたら良いのか分からず聞けずにいるのです。
本人の努力で解消できるハズ
ホームレスの人の匂いは恐らく、定期的に風呂に入って体を洗っていないなどの理由だと思います。
毎日同じ服を着ているだとか、他にも理由はあるかもしれません。
いや、もしかしたらその全ての理由が重なっているのかも。
そんな匂いを仕事や住まいのある人が発しているのです。
もしかしたらその警備員も服を着替えていないだとか、何日も風呂に入っていないなど、ホームレスの人と同じ行動をしているのかもしれません。
しかし、その警備員に「風呂に入ってる?」なんて直球で聞くのは失礼かなとも思いますし、ホームレスの匂いと同じだねなんて言えません。
しかし、これをそのまま放置しておくと、これから暑く気温も高くなるとますます匂いがきつくなり、従業員の人から苦情が出る可能性もあります。
そうなる前に、何とか匂いの原因を探り出し、本人が可能な限りの出来る対策を取ってくれれば、匂いの元を断てるかもしれないのです。
最近では「スメルハラスメント」なんていう言葉も出来、匂いで他人に対して嫌がらせをする、という行動も言語化されています。
警備員はその標的にされやすいので、十分な注意が必要ですね。