設備員と警備員で建物内を本気ダッシュ

商業施設で火災発生という想定の訓練時に、現場へ駆けつけるというシチュエーションで、私と若い設備員と二人で本気で駆け付けた事がありました。どちらも普段運動はしませんが、向こうが10歳は年が下という状況で意外と良い勝負をしました。

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火災発生時に少しでも早く現場に駆け付ける

私は施設警備員です。今の現場でもそうですが、火災が発生したら現場に駆けつけて、初期消火をしなければなりません。

その時もしかしたら同じ警備員か、その現場の設備担当の方もいるかもしれません。

 

警備員もそうですが、設備担当の方は意外と高齢である可能性もあります。

そうなると、若い者が先に駆けつける事になるでしょう。

現場についてまず何をするべきか、普段からよく考えておく必要があります。

 

以前商業施設で勤務していた時、そういった火災を想定した訓練をしていました。

現場にどのくらいの時間で駆け付ける事が出来るか、という内容で設備担当の人と半ば競争に近い状態で防災センターからスタートしました。

 

設備担当の彼は私よりも10歳は若く、お互い特に運動はしていませんが走るのには自信がありました。

まあ、運動神経は良い方なので40代とはいえ、何もしていない同い年の人なら負けない自信はあります。

 

防災センターから、ヨーイドンでスタートしましたが二人ともほぼ同じタイミングで現場へ到着しました。

その時二人とも、現場に着いた時点で息は切れ切れで、とてもすぐに初期消火できる感じではありませんでしたが・・。

警備員は意外と運動不足である

警備員は全体的に運動不足な人が多いと思います。

少なくとも私の居た今までの現場で、現役で何かしらの運動をしていて普通の人よりも身軽に体を動かす事が出来る・・と言う感じの人はいませんでした。

 

特に60歳を過ぎた高齢の警備員さんの中には、「絶対に走れないでしょ」という様な人もいました。

まあ、若い警備員の中にも体重が軽く100kgを超えるような人もいましたので、高齢の警備員さんの事を言えた義理もないですが。

 

警備員は仕事柄、万が一の時は体を張ってお客様を守る必要があるかもしれません。

その時に「いやぁ、私は体が悪いので走れません」なんて警備員に言われたら、何のための警備員か、と思われてしまうかもしれませんよね。

 

いざという状況がある事は滅多にありませんが、一番活躍して欲しいときに役に立たない・・なんて言われない様に日ごろから、体をほぐしておいた方が良いですよ。

もしかしたら消火器を抱えて走る

緊急時といえば、火災が一番可能性としてあります。

火災発生時に現場へ行き、初期消火をする・・

 

火災なのに現場へ駆けつける時に、手ぶらで言っては消せる火も消せません。

現場絵へ行く途中で、近くにある消火器を携行しなければいけないでしょう。

 

消火器は見た目以上にそれほど重くはありません。

ただ、持ち方を気を付けないと、現場へ到着する前に消火器を噴霧させてしまうかもしれないので注意が必要です。

 

この防災センターから現場まで走った時は、現場到着時間が知りたかったので、消火器を抱えていく事はしませんでした。

平均で5㎏ほどあるものを、落とさない様に抱えて走るのは相当きついと思います。

 

運動不足で、両手に消火器を抱えて現場へ行く事を考えると、やはり日頃から体力をつけておく必要がありますね。

 

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