昨日あたりからまた雨模様になっています。警備員になってから結構天気を気にするようになりました。なぜかというと、施設警備員というのは建物の中の業務だけではなく外周巡回という外の業務もあるからです。今日、巡回前は雨が降っていなかったからと自転車で行った隊員が帰って来た時には雨でびしょ濡れになって戻ってきました。
今の時期、雨が降るというのは梅雨らしくて情緒があって良い事だと思います。
しかし、外での勤務のある警備員にとってはやや迷惑な事でもありますね。
外周巡回時に通常自転車を使うこの現場では、雨が降ると歩いて回らなければなりません。
歩くと1時間近く外回りの勤務になるので、傘をさしていても戻ってきたころにはズボンのすそが濡れてしまいます。
雨の日に自転車に乗ろうとすれば、傘をさすわけにはいかないのでカッパを着るしかありません。
カッパを着て仕事をした事が有る方は分かると思いますが、雨には濡れませんが制服が汗でビシャビシャになります。
あれではカッパを着た意味がありません、同じ結果になるだけです。
なのでうちの隊ではカッパを着るのは一人くらいしかいません。
だいたい雨の日は皆傘をさして、歩いて外周巡回に行きます。
さて、昨日とある隊員が外周巡回に出る時、雨が降りそうでしたがギリギリ降っていない天候でした。
「これなら自転車で、サッと行ってきます」
といって警備室を出た数分後、雨が結構な勢いで降ってきました。
そして30分後くらいに戻ってきた彼は、予想通りびしょ濡れです。
いや、天気が悪かったわけだし天気予報でも雨降るの分かってたんだから自転車で行ってはダメでしょ・・と皆に言われました。
確かに自転車で行けば早く帰ってこられます、でもね天気が悪い日は悪いこと言わないから歩いて行こうよ。
びしょ濡れになって風邪をひいても自分が損するだけですよね。
装備品も濡れてしまうわけですし・・。
こういう事が有るので大抵の隊員は天気予報は必ず気にしています。
たとえ雨の日だけでなくても、晴れた日に気温がどれだけ上がるのだとか。
外に出て勤務するという事は天候に関して敏感に反応します。
天候のせいで仕事にも影響がある為、毎日のチェックは欠かせません。
暫くは雨の日が続くことになるので、いくら今降っていなくても5分後には振り出すかもしれない、という事を予想して行動したいですね。