4月も下旬に差し掛かってだいぶ寒さも和らいできました。まだ暑くて冷房が欲しくなるほどではありませんが、施設警備の現場によっては冷房が欲しくなるような所もあるかも知れませんね。そして更に警備員によっては、暑いのと寒いという体感が大きく違う人もいるのです。
太った警備員が暑がりとは限らない
警備員には太った人が多いというイメージがあります。
もしかしたら
「自分の現場にはデブは一人もいない」
という現場もあるかもしれませんので、このイメージは私の勝手な思い込みかもしれません。
少なくとも私の経験してきた現場の周りには、必ず一人はいた「太っている警備員」ですが、全ての太った警備員さんが暑がりというわけではなかったのです。
これも私の勝手な思い込みかもしれませんが、太っている人は必ず暑がりな人だと思っていました。
それは警備員でも同じで、太っている警備員さんは暑がりな為に汗をかくので、その汗を拭うためにいつもタオルを持っている、というイメージでした。
しかし一緒に仕事をした事のある、一人の太った隊員さんは、私よりも暑さに耐性があり、逆に私よりも寒がりでした。
まあ、私はもともと寒さには強いので比較出来るものでもありませんし、私よりも寒さに強い人は今のところ警備員で出会ったことはありません。
それでも、太っている人で寒がりな人はいるんだ!という事に驚きました。
暑さにも寒さにも弱い警備員
そんな太っている警備員さんがいるという事を知ることが出来たのですが、過去には暑さや寒さに関していろいろな人がいる、という事も知りました。
警備員という仕事は、夏に熱くて冬に寒い仕事が多い、というイメージがあります。
施設警備員の場合は、空調の効いた建物内で快適な職場環境、という印象がありますが、現実はそうとも限らず意外と汗をかく事が多いです。
そして更に2号警備では業務の大半が屋外な為に、夏は暑くて冬は寒いという典型的な仕事です。
この様に警備員の仕事は過酷な環境な職業であるにも関わらず、寒さに弱ければ暑さにも弱い警備員さんが意外と居るのです。
人並みに暑さや寒さに弱い人は普通にいるのですが、それは普通な反応なので気にしませんが、中には
「え、これで防寒着が必要なの?」
「暑さに弱い自分よりも暑がりな人初めて見た」
と驚くほど貧弱なのです。
これらの人は一概に、どちらにも弱い人もいれば、暑さや寒さのどちらかに弱い、という人もいます。
まあ、人が暑さや寒さを感じるのに個人差はあるので仕方がない事ですが、警備員というあまり環境に恵まれていない様な仕事をしているのに、よくそんな貧弱な体で警備の仕事をやっていられるなと感心しました。
貧弱な体では警備員は務まらない
警備員の仕事は、恵まれた環境下での仕事とは限りません。
私も暑さには弱いので、警備員の仕事を始める時に、交通誘導警備の様な外での勤務ではない警備の仕事を選びました。
結果、施設警備でも十分過酷な環境な現場でしたがね。
現在の施設警備の現場でも、24時間空調の効いた快適な職場環境ではないのです。
そんな現場なので、暑さや寒さに特に弱い人は、夏や冬に「暑い暑い」「寒い寒い」とうるさいんです。
「夏は暑いから嫌だ」と言っていたのに、今度は冬になって「冬は寒いからいやだ」ってどっちなんだよ、と言いたくなります。
結局どっちも嫌だなんて、なんて貧弱な警備員なんだと。
これを毎年毎回、巡回から帰って来た時に、夏にも冬にも弱い貧弱な警備員から聞かされてきました。
暑いのや寒いと周りに聞こえるように文句を言っても、どうにでもなるわけではないのだから、そういう主張は心の中に留めて置いてくれないかな、とそういった主張はスルーしています。
自分の体の貧弱さをアピールしても何の得もありません。暑くても寒くても文句があっても、自分でその道を選択して警備員として働いているのですよ。