ポンコツ警備員の中には自分の仕事ぶりを過大評価する人がいます。そうかと思えば全く自身を過大評価しない人も居たりします。まあ結局どちらもポンコツ警備員には変わりないので、大した仕事は出来ない様です。そんな中、自分を過大評価するポンコツ警備員は時に周りの人も騙されてしまう事があり、それは営業所の人事の人も見抜けない事もあるのです。
自分を良く見せようと過大評価する
ポンコツ警備員の中には、自分を過大評価する者がいます。
これに対極した「自分を過大評価しないポンコツ警備員」という人もいますが、周りに誤った認識を与えている分、過大評価するポンコツ警備員の方がタチが悪いと言えます。
今までにも、自分がポンコツ警備員という事を表に出さない様に自身を過大評価する者はいました。
他の隊員さんに、自分はこの警備会社から優遇されて採用されているんだ、とか自分は色々な現場で働いてきてどこの現場でも役に立つ(褒められる)仕事をしてきた、など挙げたらキリがありません。
過大評価する内容はポンコツ警備員によって様々な様です。
この様に自分は警備員として優秀なんだ、という過大評価する発言は後になってその仕事ぶりでウソだとバレるという事に気が付かないのでしょうか。
ウソをついても仕事振りで直ぐにバレる
何年もその現場で働いて来た人や、何十年も警備員として働いて来た人にとって、新しく現場へ配属されて来た警備員さんを見た時、その人がどの程度仕事の出来る人か分かるものです。
これは警備業に限らず、その仕事を長年務めてきた人にとって相手の力量を把握する事は容易だと思います。
その時に、自分は仕事の出来る人間だと虚勢を張っても仕事をやらせてみれば、その人が本当に仕事の出来る人はそうで無いかは直ぐに分かります。
そう、ベテランから見ると過大評価しているとすぐにバレてしまうのです。
このウソが通じるのは、同じ様に配属されて間もない隊員さんだけです。
しかし、そのウソも日々の仕事を重ねるうちに失敗が続いたり、他の人は普通に出来ている事が出来なかったりと、だんだんメッキが剥がれてきます。
実際に職場内にも、他の人に「自分は会社から優遇されて入社したんだ」といかにも仕事が出来る様な虚勢を張っていた警備員さんが、日に日に仕事でのミスが目立つ様になり、実はポンコツ警備員だったという事がバレてしまいました。
如何にも過去にリーダー的なポストまであと一歩だったと盛っても、実際に働いてみればとても人を引っ張っていく様には見えない人だと分かります。
あのような仕事振りではとてもリーダーなんて無理だろうと・・・。
結局、いくら自分を大きく見せても時間が経てば経つほどそのウソはバレてしまうものです。
自分を過大評価する者は自信の無さの表れ
今まで自分を過大評価するポンコツ警備員さんを見てきて、彼らに共通した点があるとすれば、それは仕事が出来な人ほど自分を高く評価している様に見えます。
たいした仕事も出来ない為に、どこへいってもバカにされたり取り残されたり良い思いをしない為に、他所へ行った時に自分を良く見せようと他の人と同じレベルの仕事が出来ないのにさも仕事が出来る様な発言をしてしまうのではないでしょうか。
自分と同じ様なまだ周りの事をよく知らない相手に対して「自分は優秀なんだ」と優位に立ちたいのかもしれません。
しかし実際はそんな優位に立とうとした隊員さんにもいつの間にか仕事面でも抜かれてしまいます。
本当なら仕事が出来ないなら出来ないなりに努力したり、変に虚勢を張らずに出来ない事を正直に周りへ伝えて、初めから周りにいつでもサポートして貰える様にすれば良いのです。
こういった人たちは変にプライドが高い様で、中々この様な選択は出来ないかもしれません。
それでも仕事ができるとウソをついて、そのメッキが剥がれた時の方がもっと恥ずかしいと思います。


