施設警備員に限らず警備員でギャンブルが好きな人は普通にいます。別にギャンブルをする事は違法でもなく、法律に抵触する賭け事さえしなければ自分の収入のうちで遊ぶ事は自由だと思っています。ですが、生活の質を落としてまでのめりこんだり、金融業者から借金したり、また違法な賭博行為をする様な人は、警備員としては失格だと思います。
警備員はギャンブル好きなのか
周りの警備員さんを見てきて、警備員はギャンブル好きな人が多い、という意見はある意味分かる気がします。
今まで一緒に働いて来た警備員さんの中には、賭け事が好きな人が多い気がするからです。
競馬に競輪、競艇を始め、パチンコなど一応合法と呼ばれている賭け事をする人は大勢いました。
パチンコに関しては、現場内で半分以上の警備員さんが休みの日に通っている、という現場もありました。
私も過去にパチンコに行った事はありますが、警備員として働いていた当時は既に止めていました。
何年も通って勝つ事もありましたが「トータルで負けている」という事に気付いて止めました。
そんな賭け事ですが、警備員という仕事をする人にギャンブル好きが多いのはなぜなのかと思ったものです。
ある一つに警備員はサラリーマンと比べて「平日休み」が多い、というものがあります。
土日などでは他の客も多く、自分の座りたい台が無かったりしますが、平日なら自由に選ぶ事が可能です。
また、平日の昼間に特にやる事も無いので、取りあえずパチンコにでも行くか、という心理が働くのかもしれません。
まあ、これはパチンコに限らず他のギャンブルも同じだと思います。
要するに、休みの日にやる事が無い様な人が「とりあえず」で行くからなのではないでしょうか。
日雇いその日暮らしと隣り合わせな仕事
警備員は職業的なイメージがあるのかもしれませんが、その日にすぐ雇われて、その日のうちにお金が貰える、という日雇いな印象があるのかもしれません。
その日のうちに収入があると、そのまま競馬場へ行くなんて人が居るイメージですね。
そんな人今どき居ないのかもしれませんが、警備業というものがそのようなイメージで警備員になる人が多く、ギャンブル好きな人が集まっている、という想像です。
以前の現場では、待機時間になればパチンコの話をしたり、競馬の予想をしている人も実際に居ました。
一緒に働いていて、同僚の警備員さんも同じ様に話をしていたので、仕事仲間がそのままギャンブル仲間にもなっているのです。
これが健全かどうか分かりませんが、趣味が同じ人が職場に居る、というのは良い事だと思います。
個人的な事を言えば、ゲームやアニメ好きな人が同僚に居たら、仕事も今より楽しくなっていたのかもしれませんね。
まあ、同じ様な年代の警備員さんは、多少ですがゲームの話は合うので、それと同じ様に賭け事が好きな人同士は恐らく楽しい職場なのだろうな、と思います。
警備員という仕事のイメージが多くのギャンブル好きを集めている、というのもあり得る話なのかなと思います。
独身者が多いのも関係性はあり得る
後警備員の仕事をしている人は「独り者」が多い印象があります。
高齢警備員さんが多い警備業は、定年した人が業界に来る場合が比較的多いです。
その様な人たちの多くは家庭があり家族もいますが、それ以外の高齢の警備員さんは、もともと独り身な人も少なくありません。
例え高齢でなくても、若い世代でも独身者という人は多いので、全体を見ると「未婚者」は結構いる事になりますね。
一人暮らしという事は、収入は全て自分で使えるという事なので、そのお金をギャンブルへ使う人も多いのかもしれません。
既婚者としてはただでさえ少ない収入でやりくりしている中で、勝つかどうかも分からない様なものへお金を使う余裕がある事が羨ましい、とさえ思います。
独身者は使えるお金ぬ余裕がある分、ギャンブルに使うお金にも余裕があるので、独り者の多い警備員さんの中にギャンブルに興じる人が多くなるのも自然な事なのかもしれません。
ですが、そのギャンブルで大きな借金をし警備という仕事を続けられなくなった、という人は今のところ出会っていません。
世の中の警備員さんの中には、そのお湯な人もいるのかもしれませんが、10年以上警備員として働いてきて見かけていないという事は、居たとしても余程まれだという事なのかもしれませんね。
賭け事は負けて無くなっても問題ない、という遊び方をすれば長く続く趣味にもなると思います。
健全な遊び方が出来るのなら、別に悪いものでも無いと思います。