施設警備にとってローカルシステムを扱った警備システムは現場ごとに当然の様にあると思いますが、ここの現場にはとてもお粗末なローカルシステムしかありません。各建物内に警報装置はありますが、警備室内にはその発報装置しかないのです。こちらからコントロールすることが一切できない・・ある意味警備員が人力としてカバーしなければいけない分大変なのですが・・。
警備に関わる事なのでこの現場のシステムはあり間詳しくは紹介できませんが、警備室としてはかなりショボいシステムになっています。
クライアント側が警備員にそこまでの業務に期待をしていない、という事もありますがその分設備担当の方にもしっかりと仕事が振られているという面では警備が余計な仕事をしなく良いので助かっています。
商業施設にいた頃は設備担当から、かなり理不尽な仕事までさせられていたので警備の仕事と設備の仕事がはっきりしていてやり易いですね。
さて、この現場でのローカルシステムですが内容もさることながら、異常が発生して発報するような事が驚くほど殆どありません。
要するに平和なんです。
クライアント側も長年それが分かっているので、警備室内にあるシステムも単純でOKというスタイルなのかもしれませんね。
体感で1年に1度発報するかしないかくらいの頻度です(しかも誤報)
商業施設の時は火災誤報も含めて1か月に1度、防火扉だと1週間に数回、は何かしらの発報音を聞いていた気がします。
今の現場にいたら警備員としての質が下がる事は間違いないでしょう。ましてやここの現場しか勤務した事の無い警備員が商業施設に行ったら当日で音を上げるのは間違いないと思います。
また、ローカルシステムの管理の一つにPCを扱ったものがありましたが、もちろんそんなものはありません。
まあPCといっても使い方が様々だと思うので、PCがなくても立派なローカルシステムもあると思います。
しかしこの現場の警備室は私が不安になるくらいショボいシステムしかないので逆に何かあった時に苦労します。
現場ごとでローカルシステムの必要な程度が違うとは思いますが、与えられたシステムを無駄なく最大限活用できるように警備員側も学ぶ必要はありますね。