施設警備員の当直勤務の翌日は非番という人なっています。その日は丸1日お休みとなり、普通の会社員の人と比べると時間的余裕があります。そんな当直勤務明けの非番の1日はどんな生活を送っているのか気になりました。何人かに聞いてみた事があるのですが、みな一人として同じ様な時間を過ごしておらず、ここまで個性的な人の集まりかと驚いたものです。
当直勤務の翌日は非番
施設警備の現場にもよりますが、当直勤務という24時間業務があります。
これはその日の朝から翌日の朝まで施設に仕事としてずっといる業務です。
当然夜を超える事になるので仮眠時間という睡眠を取る時間も確保されています。
この仮眠時間というものがくせ者で、現場によっては3時間程度しか寝られず、その短い睡眠時間で24時間の勤務を実施するので翌朝にはへとへとになる人も居ます。
そんな当直勤務の翌日は、朝には仕事から解放されて帰宅できるのです。
その翌日は丸1日お休みとなりこの日を「非番」と呼ぶのです。
非番とは「万が一呼び戻されるかもしれない」という意味もあるので完全な休日とは呼びません。
ですが、非番の時によほど仕事に呼ばれる事は無いので、かたち的には休日の様なものですね。
非番の日は朝からお酒が飲める
仕事に呼ばれる事はまず無いので、非番の日はみな自由な事をしています。
ある警備員さんは友人と日帰り旅行へ出かけたり、有名な飲食店へ並びに行ったり、私の様に直行で帰宅してパソコンへ向かう人も居ます。
休日の様なものなので何をするのも自由です。
そんな時、お酒を飲むのが好きな人は「朝からお酒が飲める」と喜ぶ人も居ました。
当直勤務の帰りは最早休日の様なものです。
ある隊員さんは帰りの電車の中で、まだ電sぃ屋内で通勤中の人たちを横目にビールを開けていました。
帰宅してどこにも出かけないのならお酒を飲んでも問題ありません。
私も飲酒はしますが、非番の日でも昼間からお酒を飲む事はしませんでした。
もし午後から急に買い物に出かけたくなっても飲酒をしてしまっては車に乗る事が出来ません。
地方住の人は出掛ける時、目的地に公共交通機関がなかったりするので車を出すしかありません。
その時にお酒を飲んでしまっては、何処にも出かけられず困るからです。
なので非番の日にお酒を飲むのであれば、日も落ちてもうどこにも出かけないと分かってからなのです。
自分の住んでいる地域によっては朝からお酒が飲めても我慢しなければならないのです。
普通の人よりも時間的余裕がある
住んでいる地域や趣味によって、非番の時の過ごし方は大きく違いました。
丸1日自由な時間があるという事は、毎回休日があるようなものです。
多くの会社員の人は週末に土曜日曜と固まってお休みの日がありますが、当直勤務のある施設警備員の場合は、3日に一度週末がやって来る様なものです。
確かに24時間の当直勤務は辛く、非番の時に1日中寝ていた、なんて人も居たりしますが、少ない睡眠時間でも活動できる人にとってはこれほどうれしい勤務体系は無いと言えます。
週に2回土日がある、と警備員の誰かが言っていた気がしますがまさにそんな感じです。
施設警備の当直勤務は、多くの会社員よりも自由な時間があると言えるかもしれません。
その分、平日でも昼間から自宅に居るという生活を周りのご近所さんが怪訝な顔をするかもしれないので誤解されないよう注意が必要ですね・・・。


