出入管理をしていた時、来客が途切れふと天井を見て避難誘導灯に目が行きました。最近の誘導灯は形が変わったのを知っていますか。デザインや色は変わっていませんが、形が大きく変わりました。
蛍光灯からLEDへ
以前から形が変わったのは知っていましたが、今回暇になった時にまじまじと誘導灯を見ました。
デザインや色などは変わっていませんが、形がだいぶ変わりました。
その一番の理由は
「蛍光灯がLEDになった」
この変更のおかげで避難誘導灯の形が大きく変わったのです。
今の現場でもそうですが、前の現場でも既にLEDタイプの誘導灯に変わっていたと思います。
世の中の蛍光灯がLEDに変わるのには理由があり、逆にデメリットもあったりします。
身の回りではメリットだらけで、自宅の天井の照明から様々な蛍光灯からLEDの商品へと変化しています。
最近、LEDになってデメリットを感じたのは車のヘッドライトがLEDで雪が溶けない事です。
それ以外では職場ではLEDになる事で悪い事は無さそうですね。
板のように薄くなった
誘導灯の形が変わったというのは、看板自体が薄くなったのです。
今まで天井などから釣り下がっていた誘導灯は厚みのある大きな物でしたが、LED照明の避難誘導灯はとてもコンパクトで薄いものなのです。
まあ、施設警備員の方なら日頃から目にしている人も多いと思いますので、だいぶ前から形が変わった事はご存じでしょう。
誘導灯の照明がLEDになった事で、誘導灯そのものを小さく出来、蛍光灯の形に拘らずによくなったので、正方形の形のものまで出てきました。
いままでは長方形の形が殆どでした。しかし今では今までの半分程度の大きさになっています。
ですが特に見えにくくなったわけでもなく今まで通りの役目をはたしていると思います。
むしろ蛍光灯だった頃の方が、薄暗い印象でLEDの方が照度は上な気がします。
あれだけコンパクトになったので、以前より狭い場所でも設置できそうですね。
取りあえず元あった蛍光灯型の場所にLED型が設置されているので、入れ替えただけの所はそれほど有効活用できている様には見えませんが。
警備員は避難路を把握しておけ
施設警備員は災害時に、館内にいる人を速やかに避難させる必要があります。
その時に、避難路の場所や誘導が上手く出来ないと避難しようとしている人にケガをさせてしまうかもしれません。
毎日施設内を巡回し、一応その施設内を知り尽くしているはずの警備員なので、避難路や避難誘導の手際などしっかり熟知しておく必要があります。
普段から店内巡回などでなかなか目が行きにくい物かもしれませんが、その場所の先には外へ出る扉があるはずです。
巡回時に隊長に確認して、扉を開けて外を見る許可を貰ったうえで建物内にある避難路を見ておいても良いかもしれませんね。
ただし、外へ出る扉は殆どの場合機械警備が入っている可能性がありますので、絶対に勝手に開けないよう注意が必要です。
広い施設での勤務は、避難誘導路をすべて把握するのはなかなか大変ですが、毎日の仕事の中で少しづつで良いので、いづれは全部覚えられるよう頑張って欲しいですね。