施設警備員に限らず、多くの高齢の警備員さんで自転車に乗る時、傘をさして運転してはいけない、という事を知らない人が多い様に感じます。まあ、若い警備員でも知らない人は居るのですが、高齢の方に多い傾向があるという事です。実はこれには理由があり、ある意味仕方無いという事でもあるのです。しかし違法なので、自転車に乗る時は傘をさして乗らない様にしましょう。
自転車の傘さし運転は違法です
自転車に乗りながらスマホをいじるのは違反になります。
これはスマホを持つ人も多く、世の中の関心の高い情報でもあるので知っている人も多いと思います。
しかし、自転車に乗って傘をさして走行すると違反になる、という事は知らない人も多いのではないでしょうか。
これは以前からある法律ですが、スマホと違い雨の日しか関係無いという事と、周りで検挙された、という人が少ないので 知らない人がいるのかもしれません。
雨の日は自転車に乗る時、合羽を着るよりも傘を差した方が手軽であり、カッパのせいで衣類がベトベトにならないので、傘を選択する人が多いと思います。
そんな傘ですが、自転車に乗る時に傘をさすと違反になる、という事を知らない世代の人がいます。
それは高齢の人に多い、という印象があります。
高齢の警備員さんに多い理由
高齢の人は雨の日に自転車に乗る時に、傘をさしてはいけないという事を知らない人が多い様に感じます。
一応昔から道路交通法に載っていた事ですが、そこまで厳しくなかったのでは、と自分自身の経験でもそう思います。
傘さし運転は、数十年前は誰もが当たり前のようにしていた、という事です。
一応違反な行為なので、警察に見つかれば呼び止められる違反行為ですが、一昔前はそこまで徹底した取り締まり対象では無かったと思います。
今でこそ、飲酒運転は捕まると免停や免許取り消しなどの非常に重い罪となっています。
しかし昭和の時代では、それ自体は違反行為ではあるもののお酒を飲んで車を運転している人は今よりも多かったと思います。
飲酒運転で凄惨な事故を起こすニュースがいくつも報道され、飲酒運転は絶対ダメというムーブが起き、日を追うごとに厳罰化されていきました。
自転車の傘さし運転も昔は、違反行為にもかかわらず多くの人が傘さしで運転していた所、近年スマホの自転車乗りが話題になり、自転車の運転中のスマホ操作も違反対称となりました。
そういう意味では、以前からやっていた、という高齢の人たちが「今では昔と違い厳しくなった」という事を知らずに、傘をさして運転してしまうのかもしれません。
そんな中、警備員は高齢の人が多くて有名ですが、雨の日に自転車に乗る時に傘を差して運転している人がいないか心配です。
警備員としては必ず守る事
警備員はある意味公安委員会と密接な関係にあります。
多くの業務が公安員会へ申請を出して許可を貰っている状態です。
そんな立場の警備員が、制服を着て業務を行う際、雨の日に傘をさして自転車に乗っている所を見つかったら間違いなく大目玉を食らう事でしょう。
間違いなく警備会社へも連絡が行き、警察と警備会社の上司からお説教をされるかもしれません。
まあ、警備会社の多くはそんな問題を未然に防ぐ為に、研修の時に「傘をさして自転車に乗るな」ときつく指導しているかもしれませんね。
警備員の中にも新任や現任の研修の時に初めて、自転車に乗る時に傘を差してはいけない、と知った人もいるかもしれません。
ちゃんと指導している警備会社ならまだ良いですが、中にはそういった指導すらしていない所もあるかもしれません。
そんな現場では、警備員が雨の日に平気で傘をさして運転しているかもしれませんね。
雨の日はあまり、警察の人を外で見かける機会が少ないかもしれませんが、片手で運転する事で他人を巻き込んだ事故を起こす可能性が大きいので、警備員の人は特に、雨の日に傘をさして自転車に乗らない様に気を付けて欲しいですね。