組織という集団が出来ると、その中の約2割は仕事をサボる者が出て来る、という話を聞いた事があります。その仕事をサボるという者は警備業の中にもおり、実際現場の警備隊の中に、決められた仕事を何かと正当っぽい理由をつけてやらないで済ませようとする者がいます。その仕事をしない事で致命的な問題にはならないので、面倒だと思い他の隊員にはそれらしい理由をつけて、その仕事から逃げようとするのです。
何かと理由をつけて仕事をサボる
その仕事をやりたく無いが為に、何かと理由をつけてやらずに済ませようと行動する者は身近にいませんか。
警備員がするべき仕事なのに、自分に都合の良い言い訳をして、その仕事をしない者が周りにいます。
この警備員は昔からそういった傾向があり、人にはちょっとしたミスでも指摘するのに、自分の事になると甘い人間です。
警備員としてやるべき仕事も、何かと理由をつけてやらずに済む様な、いかにも正論ぽい言い訳をし逃れようとするのです。
周りの警備員さんも若干呆れていますが、その状況を見ていてやや心配もしています。
10人以上も警備員が集まれば、その内の約2割くらいは仕事をサボろうとする者が出てきます。
という事はその現場では2名も仕事をサボっている、という事になりますね。
警備員の仕事は大抵、その業務をいい加減に行うと後で、全体に迷惑がかかる様な事に発展する場合があります。
しかし、その仕事に慣れてくると、その業務の〇〇の部分は手を抜いても大丈夫、という知恵がつきます。
省略しても大した問題にならない
そこで仕事をサボろうと画策している者は、そういった抜け道を見つけて手を抜くのです。
誰もが真面目に手を抜く事なく仕事をしているのに、その様なものが一人でもいると、業務全体に影響が出た大問題になるかもしれない、と思うかもしれませんが、実際は大した事も無かったりします。
そういった事を分かっているので、その仕事を省略すれば自分がラクできる、という思いでその仕事の手を抜くのです。
これは、長い期間同じ現場で仕事をする警備員によくみられる傾向で、現場の事を熟知し、警備業務的にどこの部分の手を抜いても大丈夫、とベテランになるほどそういった行動を取りがちです。
警備員の仕事は手を抜くと大問題になる様な事が比較的多いので、普通の警備員さんはこの様な行動をしようとはまず思いません。
更に「少しでも楽して仕事をしよう」という横着とも言える性格でないと思いつかない様な行動でもあるので、周りの警備員さんでも見かける事はあまりないかもしれません。
しかし、もしこのような警備員が居たとしても、決して影響されて同じ様な行動をしない様に気を付けて欲しいと思います。
真面目にやっている者に波及する恐れ
警備員として真面目に仕事をしている人にとって、仕事の手を抜く事で楽をしようと考えている者がいるのか、と驚くかもしれません。
しかし、一緒に勤務した警備員に実際にいた様に、やるべき仕事を横着ともいえる自分の都合でやらない、という選択は決して褒められたものではありません。
もし、サボっても良い仕事があると知って、周りの警備員さんたちも同じ様に仕事をサボりだしたらどうなるでしょうか。
今までは真面目に仕事をしていたのに、手を抜いても大丈夫なんていう勝手な噂でその仕事を誰もやらなくなったら、もはやその仕事はもう仕事とは呼べませんね。
今までそこまで言った現場はありませんでしたが、一人の怠慢な警備員のせいで全体が怠け者になってしまうのはマズいですね。
流石に全員が手を抜く様な事にはならないと思いますが、真面目に仕事をしている人からしたら、一人でも手を抜いて仕事をしている者がいるというだけで問題だと思います。
反面教師として他の警備員さんの役に立つような人として見る分には良いのかもしれませんね。